
まろやかな旨口、
香りふくよかにして淡麗
代表銘柄は、当酒蔵に縁の深い加茂川と五葉松にちなんだ「加茂五葉(かもいつは)」。熟練の杜氏と蔵人が昼夜問わず手をかけ醸した日本酒は、全国新酒鑑評会で幾度となく金賞を受賞してきました。
まろやかな旨口、香りふくよかにして淡麗。ふだんの食事に合わせやすい食中酒としての味わいを大事にしています。

水と米、自然のめぐみ
酒造りにもっとも重要な水と米。加茂五葉の仕込み水は、おかやま清流37にも選ばれた加茂川の伏流水を汲み上げています。カリウム、マグネシウムなどを多く含む硬度70の酒造りに適した名水です。米は近隣の契約農家で丹念に育てられた日本晴と、品質の高い兵庫県産特等山田錦を主な原料米としています。



受け継がれる知とわざ
吟醸酒をはじめとする一部の酒は、洗米、酒母・麹づくりから瓶詰めまで、ほぼ全ての工程を手作業により手間ひまを惜しまず醸造しています。そこには受け継がれてきた備中杜氏と但馬杜氏の知とわざがあります。



季節を楽しむ酒
日本酒は、できたての新酒や、無濾過の生酒、ひと夏を越えたひやおろし、熟成させた古酒など、同じタンクのお酒でも出荷する時期によって味わいが変化していくところが楽しみのひとつです。
多胡本家酒造場では、定番酒に加えて、いま飲んでいただきたい四季にあわせた限定酒もお届けしています。季節ごとの味をお楽しみください。

